初心者がスケボーを上達させるために実践すべき3つのこと -自分でコツをつかむには
今回はスケートボード初心者の方で、
- トリックをよりきれいにできるように洗練させたい人
- メイクしたいトリックがどうしてもできない!という人
- スケボーを始めたばかりでコツのつかみかたを知りたい人
に向けて、スケートボードを上達させるために実践すべき自分でコツをつかむための主に3つの方法を解説していきたいと思います。
一見あたり前だと思う見出しになっているかもしれませんが、できるだけ具体的に書いているのでぜひ参考にしてほしいです。
上手な人にアドバイスをもらう
まずは自分よりも上手な人にアドバイスをもらいましょう。これは練習しながら自分が聞きたいことを詳しく聞くことができるので、最も効果的な方法です。もしまわりに聞ける人がいなければ読みとばして次に進んでもらって大丈夫です。
実際にもらうと良いアドバイスは主に2つです。
1つ目:自分のトリックを見てもらってアドバイスをもらう
実際にトリックを見てもらって、改善すべき点やうまくできている点を指摘してもらいましょう。
その指摘をもとに修正して、再度見てもらいアドバイスをもらうということを繰り返しましょう。
うまく修正に反映できなくて苦笑いをされるかもしれませんが、そんなときは何度か練習したあとに再度見てもらってみてください。
2つ目:できるだけ具体的にその人自身の感覚やコツを聞く
例えば、
- 重心はデッキの大体どの辺にあるか
- 目線はどこを向いているか
- テールをけってからすり足をするタイミングはどのくらいか
- すり足のどのあたりにデッキがあたっているか
- そのトリックをする際に意識していることはあるか
などです。
自分がうまく感覚をつかめていないところを聞いてみてください。人によって感覚はそれぞれ違いますが、コツをつかむためのヒントになるかもしれません。できればその人に実際にトリックをやってもらいながら説明してもらうとより良いでしょう。動画を見るのとは異なり実際に見ると様々な角度から観察することができますし、息づかいにいたる微妙な動きも間近でリアルに感じることができるはずです。
動画を撮る
頭でイメージしている自分の体の動きと実際の動きにはズレがあります。頭ではちゃんとやっているつもりでも、実際は全然イメージ通りの動きができていないことが多いです。
そのため、イメージと実際の動きとのズレを目で見て把握するために、動画を撮る必要があります。
自分がよくやっているのは、
- 練習しているところをスマホで10分ほど録画する
- 録画した動画を見て自分の動きを把握し、どこができていなくてどう改善すればよいのかを考える
- もう一度練習を録画して再度確認する
ということを繰り返すことです。
そうすると、腕が上がってないなとか、重心が後ろにいってしまっているなとかいろいろな気づきが得られます。動画をみて修正する際には思ったよりも大げさに体を動かして初めてイメージ通りの動きができるということがよくあります。後から見返すと意外とちゃんとできていることもあり案外楽しいです。うまくできている部分だけを集めた動画を作る楽しみ方もできます。
また、自分の動画とYouTubeなどにあがっている上手な人の動画を見比べて、どの辺が違うのを見比べることも効果的です。
動画を見比べる際は、
- 腕の振りあげ方はどう違うか
- すり足のタイミングはどのくらい違うか
- すり足の曲げ具合はどのくらい違うのか
- 視線はどこを向いているのか
- デッキが浮かび上がる高さがどのくらい違うのか
- スタンスは違うか
などできるだけ細かい部分に目を向けて見ていきます。普段YouTubeの動画を見るときよりも自分の動画と見比べる方が自然と細かな部分に目が行くと思います。
メモを取る
とにかく練習していて自分が良いと感じた感覚をつかむたびにポケットからスマホを取り出しメモしていきましょう。
メモとして文字にすることで、自分でなんとなく感じていた感覚を具体的に頭で理解できるようになります。また、一度書き起こしておくことで、つかんだコツを意識しやすくなります。さらに、メモを取っておくと後から振り返ることができるので、また感覚が分からなくなったときに簡単に見返して思い出すことができます。
これは僕自身スケートボードを始めたときから行っていて、いまだに初期の感覚を思い出すために非常に役立っています。つかんだ感覚を全てメモとして蓄積していくことで、自分自身で見つけたコツのデータベースができあがっていきます。
こちらの記事で自分が実際にとったメモを公開しているので、よかったら参考にしてみてください!
最後に
スケートボードに限らずスポーツの上達に重要なのは、自分自身で感覚の気づきを得ていくことです。その気づきがコツにつながるのですが、ただ練習するだけでは気づきを得ることがむずかしいです。
そのため、「上手な人にアドバイスをもらう」と「動画を撮る」を実践することで客観的に気づきを得ていく必要があります。そしてコツを一度つかんだら離さないために「メモをとる」ことが重要になります。
今回紹介した3つの方法を実践することで自分自身でコツをつかんでいきましょう。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
[…] 以前紹介したこちらの記事でも述べたように、自分でコツをつかむにはメモを取ることが効果的です。自分もオーリー練習をしていたときにつかんだコツをできるだけスマホのメモにとるようにしていました。 […]